歴史ある野洲の地と、それに関連する和菓子をを地図からご案内致します。

近江富士・御上神社エリア

三上山は、なだらかな稜線を描くその美しい姿から「近江富士」の名がつけられた高さ432mの山。この山を七巻半した「大ムカデ」を武将「俵藤太」が弓矢で退治したという伝説が残っており 「ムカデ山」の別名もある。麓近くには三上山を神体山とする御上神社が鎮座しております。
【関連和菓子】どら焼き・近江富士百足伝説三上山彩景


野洲川エリア

湖南の中央をゆったりと流れる、滋賀県最大の一級河川。野洲川河口はかつて派川が八つの洲をつくり、「八洲川」と呼ばれていた。これが転じて野洲川と呼ばれるようになったといわれている。多くの生き物を育む美しい水辺で鮎などの釣りや付近の親水公園を散策したりして楽しめる。 また地元では「近江太郎」の通称が現在でもあります。
【関連和菓子】若鮎(夏季限定)


銅鐸博物館(野洲市歴史民俗博物館)エリア

博物館近くの大岩山からは1881年(明治14年)に14個、1962年(昭和37年))に10個もの銅鐸が発見された。弥生時代に銅鐸につくられ、「鳴らす小さな銅鐸」から形も大きくなり「見る銅鐸」へと変化したといわれている。日本一大きな銅鐸(高さ134.7cm、重さ45.47kg)も出土し、触れて、音を鳴らせる展示などもある。
【関連和菓子】どうたくサブレー


妓王寺エリア

平家物語に登場する白拍子の妓王は野洲の生まれ。平清盛に願い出て水路(妓王井川)を引き、故郷の村人を救った妓王らに感謝するため創建された寺。


大笹原神社エリア

創建は平安中期といわれてる素木造りの本殿は国宝で細部に施された彫刻がすばらしい。応永年間に領主馬淵定信が再建した。また、この地域は良質のもち米が穫れることから、鏡餅の元祖をまつった「餅の宮」が境内に建てられている。
【関連和菓子】しのはら餅


久野部・円光寺エリア

天台真盛宗の寺院。江戸時代に、観音菩薩を本尊とする長福寺と、阿弥陀如来を本尊とする円光坊(えんこうぼう)とを合併して再興された大寺である。一見、神社のように見える寺院で独特の雰囲気がある。本堂・庫裏・鐘楼・山門などが立ち並ぶが、山門を入るとすぐ目の前にある本殿は、特異な屋根を持つことでよく知られている。
【関連和菓子】太鼓最中